面格子の防犯効果
分譲マンションや賃貸アパートの通路側に面した小窓や一戸建て住宅のバス(風呂)や便所(トイレ)の小窓は、空き巣に狙われる危険性が高い場所です。
こうした小窓に小奇麗な面格子などを取り付けて防犯対策として配慮しているお宅もお見受けしますが、面格子を取り付けてるからといって、窓破りに遭遇あわないという保障はどこにもありません。
ボルトやビスが室内側からしか回せないものや壁に埋め込まれたもの、保護カバーが付いたものなら容易に外すことは出来ません。出来ればそういうものをお勧めしますが、まずは、窓の格子が取り外しにくいものになっているかいとど確認してみてください。もし取り外しができるものなら、ボルトの頭を潰すなどして外しにくくしておく必要があります。
たとえ面格子が取り外しにくいタイプのものであったとしても、外出中、留守中、就寝中に窓を開けっ放しにするのは危険です。窓が開いていれば、家の中の様子をうかがうことが出来るので、侵入犯が留守や侵入出来るかどうかを確認するのに好都合です。より仕事をしやすい条件を与えることになりかねません。警視庁の調べでは、施錠していない面格子付の窓があったら「格子を外してでも侵入する」という答えが何と全体の五割を占めています。
人通りの少ない道に隣接するマンションで通路側の面格子付窓が開けっ放しになっていて、のぞき込んでみたらどうやら留守らしい・・・そんなシチュエーションに侵入犯が遭遇したら、見逃すはずはありません。
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