犯行完了までに要する時間
侵入と物色でわずか15分程度
空き巣の侵入手段は、玄関破りや窓破りなどさまざまですが、たいていの場合、侵入に要する時間のめやすは約2?5分です。それ以上かかるようだとあきらめる空き巣が多いのです。
そして部屋を物色するのにかかる時間は5?10分です。慣れている空き巣ほど、貴重品の置き場所を探し出す能力にすぐれ、おどろくほど短時間で仕事をすませてしまいます。
家計簿に現金をはさんでおいたら、しっかり抜き取られていたという主婦がいました。現金を探すといったら、ふつうの人はせいぜい引き出しや仏壇、背広の胸ポケットぐらいしか思いつかないでしょう。
ところが、何度も犯行を重ねて場数を踏んでいる空き巣は、私たちがまさかと思うような隠し場所でも、すばやく"金の臭い"を嗅ぎつけてしまうのです。しかも、このケースの場合、家に帰ったときは部屋にはなんら異変はなく、気がついたのは、夜になって家計簿をつけようとしたときだったといいます。
熟練した空き巣は、いかにも入ったという痕跡を残しません。
短時間で盗み出し、被害の発党を数時間後、あるいは、数日後にまでのばすことができるのです。
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