バイク、自転車の防犯登録ってどうなの?
バイク、自転車には「防犯登録」
自動車盗難が組織的におこなわれるケースが多いのに対し、バイク、自転車の盗難は単純に個人が突発的に盗むパターンがほとんどです。スーパーマーケットや駅の駐輪場などで鍵のかかっていない自転車を探して乗っていき、そのまま乗り捨てるパターンがかなり多いです。
また、バイクの場合、キーを抜いてロックしておいたからといって安心はできません。ロック部分を壊されて盗まれる場合が数多くありますから、ツーロックにする必要があります。チェーンロックだと工具で切られてしまう場合もあるので、より頑丈なU字ロックや太めのワイヤーロック、あるいは車輪のディスク部分に取り付けるディスクロックがおすすめです。
ふれると警報が鳴る電子式のロックや防犯システムもありますが、夜中に盗難でもないのに雷や近所を通過する自動車の音にセンサーが反応して大音響で鳴り出したりしたら、とても近所迷惑になります。誤作動を考えると、時と場所を考えて使い分けるようにしたほうがいいかもしれません。
バイクの車種によっては、人気のタイプだとひじょうに狙われやすくなることがあります。車体カバーをかけ、車種をわからなくする対策も必要でしょう。盗まれたバイク、自転車が無事に戻ってくるかどうかはケースバイケースですが、購入時に「防犯登録」に登録しておいたおかげで、戻ってきたという例をよく耳にします。
自転車の場合は、自転車販売店で登録手続きができます。登録手数料は一台につき600円で、車体に防犯登録証が貼られ、警察署のコンピュータに登録されます。盗まれて放置されている場合に連絡が入ったり、紛失したときに警察署、交番で所在の照会ができます。
オートバイの場合、「グッドライダー・防犯登録」という登録制度があります。こちらも登録すると警察署のコンピュータのデータベースに登録されます。車体にステッカーが貼られ、所有者にはユーザーカードが発行されます。加入料は1,080円です。(消費税込み価格)これで10年間警察庁のコンピューターに登録されあなたのバイクを守ってくれます。
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