上層階の玄関側が危ない

マンションの玄関側はどうでしょうか？

集合住宅における危険度はどの階も同じによう思えますが、侵入犯からすれば実は一階が最も犯行に及びづらいのです。というのは、一階は建物の中で一番人の出入りが多く、外から見られやすいからです。

建物に住んでいる人やセールスマン、クロネコヤマトなどの宅配員、あるいはたまたま通りすがりの人など、マジで誰に見られるかわからないから、侵入者も気が気ではないのです。

玄関の前で中の様子をジロジロ覗いていたりすれば、即「変質者」扱いされますし、通りすがりの人にも怪しまれてしまいます。逆に上の階に行けばいくほど、人の出入りは少なくなります。最上階ならほとんどその階の住人だけです。おまけに学生や独身サラリーマン、OLの多いワンルームマンションなら平日の昼間の時間帯はかなり閑散としているはずです。
侵入者は人目を嫌います。それを考えれば、玄関側は上の階ほど狙われやすいのです。

しかし、人通りのほとんどないアパートやマンションだったら、一階もやはり危険です。室内を物色中に見つかった時の逃げ道を考えると、二階以上だと袋のネズミですが、一階なら窓やベランダから簡単に脱出することが出来るのです。